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【前学期,Ⅰ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,共通講義棟2号館102室】
国際関係の基本構造ははウェストファリア・システムとも呼ばれるが、これはどのように形成され、今日のグローバリゼーションを通じてどのように揺らいでいるのだろうか。現代世界の成り立ちを基本からじっくり学び、そのうえで、現代のホットトピックについて斬新な分析能力を養うことを講義の目標とする。まず国際関のグランド・セオリーズと呼ばれる基本理論群を現代史を振り返りながら学ぶ。次いで冷戦はどのように終わったかについて理論を使いながら考察し、冷戦後の世界の成り立ちを学び取る。冷戦後の現代世界については、文明の衝突、歴史の終焉、国際統合と地域主義、グローバル・サウス、帝国などを取り上げる。
【後学期,Ⅰ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,生活科学部本館125室】
世界の各地で生起する、生起してきた、さまざまな法現象を比較史的に検討する。その歴史的・地理的ダイナミクスの解明に一歩でも近づくことが、この講義の課題である。そして、その作業を通じて、これからの市民社会を担う一人一人の新しい共通法感覚 new legal common sense を磨くこと、すなわち「国家法」という近代的バイアスを疑う能力を養うこと、が本科目の目標である。
【後学期,Ⅱ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,文教育学部1号館307室】
グローバル化の進展により、近代国民国家は動揺している。それと軌を一にして、「地域研究」という学問分野も、その存在意義も含めて大きな挑戦を受けている。地域研究に対する挑戦は、一つに経済学や政治学といった社会科学の方法論/体系化された学問(discipline)による。もう一つは、近年注目を浴びつつあるグローバル・ヒストリーによるもので、個別の地域を越えて、広い視点から地域間の連関や比較を重視しようとする立場からである。地域研究とは何か、その意義・有効性を今日的にどう理解し、今後発展させていくことができるのか、考えてゆきたい。具体的には「授業計画」にあるとおり、基本を学んだうえで、アンダーソン『想像の共同体』とサイード『オリエンタリズム』をゆっくり読んでいく。現代世界のとらえ方に重大な影響を与えた二書を通して、「地域研究」を考えていくことになる。『オリエンタリズム』は、欧州人の「東洋という地域(?)」に対するゆがんだ見方を明らかにした古典的名著であり、『想像の共同体』は、非ヨーロッパにおけるナショナリズムと「国民国家」成立(=「地域」区分につながる)の一例を解き明かした名著。なかなか手ごわいこの二書を、地域研究という学問の学びをとおして、じっくりと読んで理解したい人にもおすすめ。
【後学期,Ⅱ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,文教育学部1号館304室】
現代の「文化」という現象を読み解くための基本的な視点や概念を学ぶことを目標とする。特に、「文化」という概念の近代性、グローバル化と文化、文化概念の多様性と政治性について、学んでいく。そして、身近な「文化」にまつわる現象を分析・考察する力を身に着けることを目指す。
【前学期,Ⅱ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,共通講義棟1号館303室】
近年、とくに2011年以降に顕著な中東・西アジアにおける激動は、2018年現在も続いている。イラク・シリアで続いていた内戦は収束しつつあり、欧州への難民の流入も減少しつつある。しかし、難民流入により欧州で右傾化が観察され、各国の議会選挙などで、移民や難民を敵視する勢力の伸張が目立つ。こうした傾向は、日本にも影響を与えており、他人事ではない。現在起こっている事象を適切に理解するためには、現在進行形のことがらを追うだけではなく、当該地域の歴史的、文化的な背景を、世界史的な文脈と比較史的視点で捉え(横軸)、現代を視野に入れた長期的な視野に立ちながら(縦軸)、理解する必要がある。まず、イスラームにかんする基礎的な知見を学び、「近世」「近代」という時代とのかかわりを考えたい。その上で、女性、少数派など、世界史的に幅広く考察される主題から考えていきたい。特殊なイスラームを学ぶというよりも、世界史の流れ・同時代との連関性のなかで理解することを目指す。
①イスラームの基礎と西アジアの歴史を、比較の視座から理解できるようになる。
②歴史的な背景を踏まえて、今日の中東で発生している事象を理解できるようになる。
③西洋中心主義的な歴史の見方に対する批判的見識を養い、より広い知見から世界史および現代の事象を捉えることができるようになる。
【前学期,Ⅲ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,文教育学部1号館303室】
イスラーム、中東にかんして、研究の作法を学ぶ。現代的な問題関心から歴史的な経緯との関係をどのように見いだすか、またその逆に歴史的な研究をどのように現代理解に結びつけるか考えていきたい。またグローバルな視点からイスラームや西アジアをどのように位置づけるかも重要な課題となる。
文献に基づいた研究手法が中心となりますが、現地調査に興味を持つ学生も歓迎します。
【前学期,Ⅱ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,文教育学部1号館304室】
「南太平洋」というと、白い砂浜に青い海、椰子の木が並ぶ楽園のイメージが思い浮かびます。しかし実際のオセアニアの人々は、もちろんそんな呑気に暮らしているわけではありません。グローバル化の中で人々の生活は大きく変わりつつあり、さまざまな対立や葛藤も存在します。この授業では、私がフィールドワークを通じて見てきたオセアニア諸国について、その文化や暮らし、社会の現実と課題、そこに生きる人々の喜怒哀楽を含めて、お伝えします。「オセアニア」という地域の特質が,伝統や固有の文化ばかりではなく,いかに外部の影響と人びとの主体的な対応による社会変容の過程によって作られているのかを,内在的に理解することが,この授業の目的です。
【後学期,Ⅱ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,文教育学部1号館716室】
オセアニアを契機にしたいくつかのテーマ(言語、多文化主義、観光、エスノグラフィ―、表象の権利とフィールドワーク)について、文献を通じて討論しながら、より深く考えたいと思います。
【後学期,Ⅱ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,文教育学部1号館307室】
19世紀から20世紀にかけての議会と政治・社会の関係について、様々な角度から考える。
とくに当時の政治指導者・官僚・議員たちが「議会」をどのようなものと捉えて議会開設・議会運営にあたったのかについて一次史料にもとづいて論じることとする。

授業を通じて、「議会」を所与のものとせず、その意義や課題を歴史的文脈のなかで考える力を養うことを目標とする。
【前学期,Ⅰ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,文教育学部1号館308室】
現代中国の映画、および文学作品を導入として、そこに表象されている中国社会・文化を取り上げ、学んでいく。
 単に中国の社会・文化を知るというだけでなく、それを読み取る力、外国文化をどう理解するのかなどの問題も会わせて考えていく。
【前集中,Ⅰ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,】
アジア地域に位置する島嶼国家フィリピン共和国(以下フィリピン)に注目し,社会経済的背景,自然環境など様々な側面から同国がおかれている状況や内包する諸問題,そしてそれを克服するための同国の取り組みを理解します.さらに本授業において用いるフィリピンの事例から,様々な角度から地域をとらえることの意義を考えていきます.
 
【前学期,Ⅱ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,共通講義棟1号館203室】
異文化間コミュニケーション理論と関連する話題を取り上げ、日本人学生と留学生が同じクラスでグローバル社会における多様な問題について討論を行う参加型授業である。相互理解のためのトレーニングやグループ討論・発表を通して、①相手を知る、②相手とかかわる、③共に行動する 、の3つを実践する。お互いのコミュニケーション形式や多様な価値観を理解すると共に、相互理解を深めることを目標とする。(日本事情ⅣAと同一内容)
【前学期,Ⅱ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,演習室(IACS)】
グローバル時代を迎え、国家間の関係が親密になると同時に、様々な対立も生まれている。その原因は様々であるが、教育の中で自然に育まれるナショナルアイデンティティや歴史認識の違いが対立を生み出していることも少なくない。本樹業ではアイデンティティや歴史認識はどのように形成されるのかについて、日韓の学生、本学で日本語を学ぶ留学生との対話を通じて理解し、アイデンティティや歴史認識はいかに共有しうるのか考察する。
【後学期,Ⅱ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,生活科学部本館124室】
本講義では、異文化接触や対人交流において起こりうる事象や問題点を異文化間コミュニケーション論や心理学の諸理論をもとに検討します。また、多文化社会における人間行動と価値観、人間関係の在り方をマイノリティの視点から探り、多様な人々への理解を深めることを目標とします。
【後学期,Ⅲ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,文教育学部1号館303室】
主題は卒業論文指導を行うことである。
目標は文化がいかに人間行動や人間関係に影響を及ぼすかを取り上げ、異文化接触の問題、解決のための援助活動とソーシャルサポート、多文化教育のあり方など、この領域で卒業論文を書くグロ文4年生、3年生のために指導と演習を行うことである。4年生は卒業論文の進捗状況を割り当て、毎回発表を行う。作成に向けて指導する。3年生は、研究計画を中心に指導を行う。
【後学期,Ⅱ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,共3-209【5講】】
フランコフォニーに関する文献を読み、フランス語圏諸地域の言語文化について理解を深めるとともに、現代世界のなかでフランス語圏が抱える問題について考え、自らの関心に照らして論じることができる能力を養う。フランス語で書かれた文献を適切に読む力をつける。
【後学期,Ⅱ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,共通講義棟1号館203室】
主題は、多文化社会の中で異文化間交流で生じる障壁を分析し、マイノリティの人々、文化背景の異なる人々が相互理解し共に生きていくために、どうしたらよいか考えることである。目標は、地域社会、教育実践現場、医療、法曹関係、国際交流団体などで活動する人々をゲストスピーカーとして招聘し、「誰一人切り捨てられない社会」、多様性を尊重していくことは何か、その現状と課題について留学生と討議しながら考えていく。(日本事情ⅣBと同一内容)
【後学期,Ⅰ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,演習室(IACS)】
本授業は、「文化を中心にした総合的日本語教育」の理論に基づき、グローバルな視点から日本文化・日本社会の持つ特性を検討し、自文化への理解を深め、世界に発信するスキルを習得することを目標とする。
海外の大学(韓国・釜山外国語大学校)とTV会議で合同で授業をしたり学内で発表する場を設けて留学生と討論したりする参加型の授業である。                               
【前学期,Ⅰ~Ⅳ,グローバル文化学環,2単位,共通講義棟1号館303室】
本講義では、グローバル化時代における「国際協力」について広く学んでいくことを目的としています。「ミレニアム開発目標(MDGs)」から「持続可能な開発目標(SDGs)」に移行し、貧困・格差、気候変動、環境問題、災害、感染症などの課題をグローバルな視点で考えていくことがより重要となってきています。本講義では最近の動向を踏まえつつ、国際協力の基本的な概念や仕組み、その背後にある開発理論・政策の変遷、国際機関・国家・NGO等の多様なアクターが担っている役割などを学んでいくことを目的としています。また、私たちの暮らしと他地域との繋がりや関係性に着目し、「開発」や「国際協力」について多様な観点・立場から批判的に考察していく力を習得していくことを目指します。
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