【前学期,2~4年,日本語・日本文学コース,2単位,,文教育学部1号館302室】古典作品を読解するために必要な文法知識を身につけることを目標とする。
古典文法は、中古(平安時代)のものだけでなく、上代(奈良時代)・中世(鎌倉・室町時代)・近世(江戸時代)の各時代における用法も学んでおく必要があり、また深く文法を理解するには現代語の用法についても知っておかねばならない。そこで、上代から近世までの各時代における様々な文法知識と歴史的変化、さらに現代語の用法について講義をおこなっていく。
高校までに学んできたいわゆる学校文法(国文法)と、最新の歴史的な日本語学(国語学)の研究成果を対照することによって、より理解が深まるように進めていく。
【到達目標】
1)現代・古代日本語の基本的な文法事項について説明することができる。
2)用法の歴史的変化を説明することができる。
3)様々な日本語の問題について、自らテーマを設定し、論じることができる。
【前集中,2~4年,日本語・日本文学コース,2単位,,】【主題】「文献からみた日本語の歴史」:文献を「言語学+日本語学概論+日本語史+日本語学史」という枠組みの中で多面的にとらえてよみとくことによって、文献成立時の日本語のありかたについて考える。言語の観察と分析とを双方向的にとらえる。 
【目標】
1. さまざまな時期に成立した文献を観察して、言語(日本語)にかかわる知見が得られるようになる。
2. 得られた知見を第三者にわかりやすく説明できるようになる。
【後学期,1~4年,日本語・日本文学コース,2単位,,共通講義棟1号館301室】この授業では、18世紀後半から19世紀初頭を生きた上田秋成の散文作品、とくに怪異を主題とした短編小説集で文学史上のジャンルでは初期(前期)読本に文類される『雨月物語』と、歴史に取材した和文体小説集である『春雨物語』の中からそれぞれ数篇を選んで講読してゆきます。大学において古典文学作品を研究的に読むための基礎的な方法論を身に着けることがこの授業の目標です。また『雨月物語』は著名な作品であるだけに映画などの翻案作品も複数あることから、古典の翻案についても、可能であればテーマのひとつとして取り上げたいと考えています。
【後学期,1~4年,日本語・日本文学コース,2単位,,共通講義棟2号館102室】近世(江戸時代)小説のうち、仮名草子の『奇異雑談集』『宿直草』を読む。原拠や類話とされる関連作もあわせて読みながら、小説作品の成り立ちについて考え、近世文学の特色を理解する。
【後学期,2~4年,日本語・日本文学コース,2単位,,共通講義棟1号館301室】テーマ:社会の中の歌舞伎
 近世から現代までの社会の中での歌舞伎の位置づけについて、「興行システム」を軸に考察します。ともすれば古い特殊な芸能と思われがちな歌舞伎ですが、様々な時代の社会的な出来事を如実に反映していると共に、近現代の文化にも大きな影響を与えてきました。歌舞伎をはじめとする演劇と社会の関わりを理解することを通じて、歌舞伎を深く知ると共に広い視野を養うことをめざします。歌舞伎以外の演劇にも広く触れます。
 なお、講義形式ではあるものの双方向性の授業となります。グループワークや発表の時間も設けるので、そのつもりで受講のこと。
【後学期,2~4年,日本語・日本文学コース,2単位,,共通講義棟1号館301室】『新古今和歌集』の歌人達の和歌と連歌についての講義。
『新古今和歌集』の成立は和歌の一つの到達点と位置づけられている。その時代にあって後鳥羽院・定家達は連歌も頻りに行っていた。『新古今和歌集』の歌風の形成には連歌の影響もあったとする説もあるが、その検討も踏まえつつ、彼らの和歌・連歌についての精読を行う。これまで個別に扱われがちであった、和歌史と連歌史を統合した韻文学史の構築も視野に入れた講義とする。
和歌史の上で看過されがちな連歌についての知識を広げる。テキスト外にある文脈も踏まえた上で、作品解釈を行い、和歌・連歌への理解をさらに深めることを目標とする。
【後学期,2~4年,日本語・日本文学コース,2単位,,文教育学部1号館308室】〈テーマ〉
日本語に関する常識を疑い、その多様性と研究視点を学ぶ。  
〈到達目標〉
(1)日本語の多様性に関する研究の基本的な概念について、その意味を理解し、説明することができる。
(2)日本語の多様性の研究視点と研究手法を説明することができる。
(3)身の回りの日本語の多様性を多角的に分析することができる。
(4)日本語の多様性について先行研究の知見に照らして自分の考えを深めることができる。
【前学期,2年,日本語・日本文学コース,2単位,,文教育学部1号館308室】日本古典文学を専門的に学ぶために必要な、基本的な文献の取り扱い方、調査の方法、古典作品の本文についての知識、先行研究の把握の仕方などを、実習によって身につけることがこの授業の目標です。
「授業計画」は13回に分けて記しますが、各回の授業は重なり合いながら進みます。「授業計画」の記載内容は、この授業で扱う要素の列挙であるとお考えください。
授業の形態は、対面授業のみとする予定です。ただし、疫病流行の状況に応じて、予定が変更になる場合もあります。オンライン授業を取り入れる場合、オンラインの回は、授業内容を記した文書を電子メールに添付して、受講者のみなさんに配信します(Zoom授業はなし)。文書に記した簡単な設問の解答を返信していただくことで、出欠確認の代替とします。
【前学期,3年,日本語・日本文学コース,2単位,,文教育学部1号館513室】国立国語研究所が提供しているコーパスを用いて日本語の分析を行う。前期の日本語史Ⅰは「日本語歴史コーパス(CHJ)」を用いて過去の日本語(上代~近代)の分析を行う。
音韻・語彙・語法・文法・表記のいずれかの領域から、気になる日本語の例を調査し(※誤用例でもよい)、日本語学的な分析を加える。コーパスの使い方に熟達するとともに、日本語の例に対して先行研究を参照にしつつ語学的な考察が加えられるようになることを目指す。また、コーパスだけでなく、古辞書などの文献資料も補足的に調査し、文献学的な知識も身に着ける。

【目標】
①コーパスを使って日本語の例を自在に検索できるようになる。
②用例に対し、先行研究の結果も参照しつつ、自身で日本語学的な分析を加えられるようになる。
③古辞書が引けるようになる。
【後学期,3年,日本語・日本文学コース,2単位,,文教育学部1号館513室】国立国語研究所が提供しているコーパスを用いて日本語の分析を行う。後期の日本語史Ⅱは「日本語歴史コーパス(CHJ)」と「現代日本語書き言葉均衡コーパス(BCCWJ)」を用いて、上代~近代日本語と現代日本語を対照させながら分析を行う。
音韻・語彙・語法・文法・表記のいずれかの領域から、気になる日本語の例を調査し(※誤用例でもよい)、日本語学的な分析を加える。コーパスの使い方に熟達するとともに、日本語の例に対して先行研究を参照にしつつ語学的な考察が加えられるようになることを目指す。また、コーパスだけでなく、古辞書などの文献資料も補足的に調査し、文献学的な知識も身に着ける。

【目標】
①コーパスを使って日本語の例を自在に検索できるようになる。
②用例に対し、先行研究の結果も参照しつつ、自身で日本語学的な分析を加えられるようになる。
③古代~近代語と、現代語を対照させながら分析できるようになる。
【前学期,3年,日本語・日本文学コース,2単位,,共通講義棟1号館204室】近現代の日本語の調査・分析の方法を学び、新しい日本語を適切に分析する力をつける。参考文献の探し方、発表の仕方、質疑応答の力を身につける。教科書の中から1章選んでまとめ、そこから発展させたテーマを設定し、実際の資料で調査・分析を行い発表する。
【後学期,3年,日本語・日本文学コース,2単位,,共通講義棟1号館204室】前期の授業(日本語学演習(近・現代語)Ⅰ)で学んだことを踏まえて、各自テーマに設定し発表する。適切な参考文献を見つけ、どのように扱うかを学び、自分のテーマを研究史の中に位置づけられるようにする。