【後学期,3~4年,比較歴史学コース,2単位,,文教育学部1号館611室】中国史の漢文史料を自力で読解する能力を養い、各時代の特質を把握する切り口を学ぶ。最終的に、卒業論文の作成に必要な発想のタネを獲得することを目標とする。
【前学期,3~4年,比較歴史学コース,2単位,,文教育学部1号館611室】イスラーム、中東を対象とする歴史研究の作法を学ぶ。現代的な問題関心から歴史的な経緯との関係をどのように見いだすか、またその逆に歴史的な研究をどのように現代理解に結びつけるか考えていきたい。
また、中東・西アジアに限らず、家族・女性を比較史的に考察することを志す学生も歓迎します。
【後学期,3~4年,比較歴史学コース,2単位,,旧RI実験棟1F第1実験室】中東・西アジア地域を対象にして書かれた原史料を読む。ヨーロッパ人が書いた報告書・回顧録を精読する(英語文献を予定)。史料を通してどのような社会や人間関係が見えてくるかを考察すると同時に、そもそも史料とは何か、史料を使ってどのような研究が可能かを考える。「外国」人の書いた史料(報告書、旅行記)の限界や、可能であれば「現地」人の書いた史料の差異(関心の差異、記述の質の違い)などを見ながら、史料の有効な扱い方を理解する。また、問題意識先行と史料重視というそれぞれの立場の調和の具合を考えることになる。
【前学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,アカプロ棟2階201室】 中国の3~10世紀までに編纂された類書を取り上げ、その編纂の背景・過程・内容を糸口として当時の政治・文化を見ていく。類書とは既存の書籍から必要な情報を抜き出し、それらを分類してまとめた資料集である。天地万象を類目ごとにまとめるため、編纂当時の知識世界の構造を反映し、中国の「百科全書」とされる。このような書籍はなぜ編纂されたか、いかに編纂されたか、いかに中国の文化・社会・政治から影響を受け、またそれらに影響を与えたのか。また、周辺の文化に及ぼした影響をも考え、中国の歴史に対する認識を深めることを目標とする。
【前学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,文教育学部1号館307室】テーマ:前近代ー近代オスマン帝国の社会変容
この講義では16世紀〜20世紀初頭までのオスマン帝国(1299-1922)の歴史と社会変容を検討する。帝国の長い歴史の中で、この時代は一般にコンスタンティノープルの征服やウィーン包囲など世界史上よく知られた事件から想起される「発展」から欧州絶対主義国家台頭の陰で「衰退」に向かう過渡期として語られがちであった。本講義ではまずこのような表層的通史理解から脱することを目的としたい。オスマン支配層や社会集団の動向に着目し、歴史的トピックを史料を提示しながら考察する。これらの作業を通じて各時代の支配の特徴をその社会変容の過程を明らかにしていく。「柔らかな専制」とも呼ばれた前近代オスマン社会の共存のしくみを分析することで、バルカン・中東地域の「近代」を考えるうえでの新たな視角を得ることを目標とする。
【前学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,文教育学部1号館304室】「中国古代の音楽と政治」というテーマで、具体的なトピックを選んで解説する。音楽といっても、音楽そのものというよりは、当時の中国の人々が、音楽を国家の軍事・財政などの変化に合わせ、どのように考えていたのか、ということを考える授業としたい。これらのトピックをばらばらに扱うのでなく、一つの整合的な国家観として認識し、比較史的に位置づけて理解することを目標とする。授業内容については、実際にはフレクシブルに行いたい。
【前学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,アカプロ棟2階201室】古代ギリシア民主政の研究

民主政(デモクラシー)というアイデアを世界史上初めて実現したのは、紀元前5世紀の古代ギリシア人でした。彼らが試行錯誤しながら民主政を生きた時代はおよそ200年。他方、私たちの近代民主政治の経験は、厳密に言えばたかだか100年程度に過ぎません。民主主義が危機を迎えているといわれる今日、古代ギリシア人の経験の中から学ぶことは、民主主義の本質や生命とは何なのかを考える上で重要なヒントを与えることでしょう。
 具体的には、ギリシアの都市国家にどのように民主政が出現し発展したかという時系列を縦糸に、また主としてアテナイ民主政がどのように機能していたのかという構造の解明を横糸にして、古代ギリシア民主政がどのような歴史的現象だったかを探究します。

 古代ギリシアにおいてポリスという特異な国家がどのように成立し、そこに民主政という政体が出現した歴史的条件とその世界史的な特質を理解することが、この授業での目標となります。
【後学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,文教育学部1号館302室】主題:イギリス産業革命史概論
目標:イギリス産業革命の歴史を多角的な観点から概説する。産業革命を起点とする工業化の進展は、技術と生産力の高度の発展をともなった点で、世界史の重要な画期である。先進工業国の繁栄と開発途上国の貧困、環境問題、生活水準の格差、労働問題などの現代世界が直面する諸課題は、イギリス近代における工業化の進展のなかですでにその萌芽が現れていた。焦点を絞って細かい知識を得るよりも、全体の流れを掴めるような授業を計画している。
【前学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,共通講義棟2号館101室】ヨーロッパ中世(紀元500-1500年頃)は約1,000年の長きにわたりますが、その中でも現在のヨーロッパに相当する地域全体で大きな変化を経験した転機を挙げろ、ということになれば、12世紀前後の時期が第一候補に挙がるでしょう。この授業では、近年「長い12世紀」として注目を集める約150年間(およそ1065年頃から1215年頃)のヨーロッパで起こった政治、宗教、文化上の大変動の大まかな見取り図を描きます。

基本的に授業は講義形式を取りますが、必要に応じて映像資料なども用います。また、リアクション・ペーパーで質問してもらった内容については次回授業でフィードバックをできる範囲で行うつもりです。 
【前学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,文教育学部1号館510室】この授業は、比較歴史学コースの西洋史専攻、とくに将来フランス史に関する卒論を書こうという学生を主たる対象として、平易なフランス語文献を丹念に読むことでフランス語の読解力をつけると同時にフランス史(とくに近世)のさまざまな知識を身につけてもらうことを目的とする。比較歴史学の学生で第二外国語で習ったフランス語をもう少し勉強したい人やフランス史に関心のある人でも履修してもらってかまわない。なお授業参加(出席)とテクストの予習を重視する。
【後不定期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,】最近の歴史学、学際的分析手法による歴史研究を駆使しつつ、西洋史の教員による共同ゼミ形式で授業を進め、卒論作成に向けての実践力を身につける。また、広く西洋史にかんする情報の収集、学説などについても討議することで、論文作成のための総合的かつ有用なスキルアップを図る。比較歴史学コース4年生以外は受講不可(聴講は可)。参加者の卒業論文テーマ決定や研究史整理、研究書・論文の読解、史料解読、章別構成の検討などを皆で検討しつつ、卒論におけるオリジナルな論点の提示を目指すことが目標である。
【1学期,2年,比較歴史学コース,1単位,,共通講義棟1号館202室】日本史(特に古代史)を研究する際に必要な、文献や史料の調べ方・読み方について、基礎的な知識・能力を身につけることを目的とします。
また、歴史学の特性を理解し、より深い思考を可能にすることを目指します。
【2学期,2年,比較歴史学コース,1単位,,共通講義棟1号館202室】日本史(特に古代史)を研究する際に必要な、文献や史料の調べ方・読み方について、基礎的な知識・能力を身につけることを目的とします。
また、歴史学の特性を理解し、より深い思考を可能にすることを目指します。
【1学期,2年,比較歴史学コース,1単位,,共通講義棟1号館303室】2010年末にチュニジアで始まった「アラブの春」から11年が経った。この11年で、中東・西アジア地域内のパワーバランスは大きく変化し、地域内の緊張状態は依然として予断を許さない。また、ほかの地域と同様に中東・西アジア地域の諸国も、コロナウィルス感染症の影響も大きく受けている。現在起こっている事象を適切に理解するためには、現在進行形のことがらを追うだけではなく、当該地域の歴史的、文化的な背景を、世界史的な文脈と比較史的視点で捉え(横軸)、現代を視野に入れた長期的な視野に立ちながら(縦軸)、理解する必要がある。まず、イスラームにかんする基礎的な知見を学び、おもに「近代」という時代とのかかわりを考えたい。その上で、女性、少数派など、世界史的に幅広く考察される主題から考えていきたい。特殊なイスラームを学ぶというよりも、世界史の流れ・同時代との連関性のなかで理解することを目指す。イスラム社会文化論I(1)と同一内容になります。
【2学期,2年,比較歴史学コース,1単位,,共通講義棟1号館303室】2010年末にチュニジアで始まった「アラブの春」から11年が経った。この11年で、中東・西アジア地域内のパワーバランスは大きく変化し、地域内の緊張状態は依然として予断を許さない。また、ほかの地域と同様に中東・西アジア地域の諸国も、コロナウィルス感染症の影響も大きく受けている。現在起こっている事象を適切に理解するためには、現在進行形のことがらを追うだけではなく、当該地域の歴史的、文化的な背景を、世界史的な文脈と比較史的視点で捉え(横軸)、現代を視野に入れた長期的な視野に立ちながら(縦軸)、理解する必要がある。まず、イスラームにかんする基礎的な知見を学び、おもに「近代」という時代とのかかわりを考えたい。その上で、女性、少数派など、世界史的に幅広く考察される主題から考えていきたい。特殊なイスラームを学ぶというよりも、世界史の流れ・同時代との連関性のなかで理解することを目指す。イスラム社会文化論I(2)と同一内容になります。
【1学期,2年,比較歴史学コース,1単位,,人間文化研究科棟603室】本授業は、歴史学、とりわけ西洋史学の研究を進めていくうえで、もっとも基本的かつ必要な技術・方法を習得してもらうことを目的とする。西洋史学の分野で卒業論文を書く予定(希望)の学生は、できるだけ受講してほしい。授業で取り上げるテーマは、前半はこれまで蓄積されてきた歴史学の研究方法やその意義、史料論、最新の歴史研究方法、史学史などについて紹介し(講義形式)、後半は辞典類の引き方や事項の調べ方、研究文献の有無やその所在場所の探し方、専門雑誌の利用方法、パソコンやインターネットの利用方法など、実用的・具体的な授業(演習形式)を行いたいと考えている。また、卒業論文の書き方についても適宜触れていきたい。
【2学期,2年,比較歴史学コース,1単位,,人間文化研究科棟603室】本授業は、歴史学、とりわけ西洋史学の研究を進めていくうえで、もっとも基本的かつ必要な技術・方法を習得してもらうことを目的とする。西洋史学の分野で卒業論文を書く予定(希望)の学生は、できるだけ受講してほしい。授業で取り上げるテーマは、前半はこれまで蓄積されてきた歴史学の研究方法やその意義、史料論、最新の歴史研究方法、史学史などについて紹介し(講義形式)、後半は辞典類の引き方や事項の調べ方、研究文献の有無やその所在場所の探し方、専門雑誌の利用方法、パソコンやインターネットの利用方法など、実用的・具体的な授業(演習形式)を行いたいと考えている。また、卒業論文の書き方についても適宜触れていきたい。