【後学期,1~4年,比較歴史学コース,2単位,,共通講義棟1号館304室】17世紀以降の日本史の歴史を概観する。とくに「都市」をゆるやかなテーマとする。この授業では「都市」の歴史を通じて、日本通史における時代の特徴をもつかんでほしい。
【前学期,1~4年,比較歴史学コース,2単位,,共通講義棟1号館304室】この授業では、古代から近代にかけての西洋の歴史を、ロンドンとパリというふたつの都市社会を題材として読み解いていこうとするものである。新井がロンドンを中心にして、また安成がパリを中心にして、それぞれの都市社会の特徴について、基本的には時代を追って順に論じてゆく。したがって受講者は、ロンドンとパリというふたつの都市を通じて、西洋社会の通史を理解することができる。中世から近代にかけてヨーロッパにおける都市とはどういう存在であったのか、そこに住まう人々はいかなる生活を送っていたのか、またそれは現代の都市生活とはどのように異なるのか、またそれがどのように「近代化」するのか、といったさまざまな問題を考えるなかで自分なりの答えを見いだしてもらえることが目的である。そのために映像や図像資料を用いて、歴史的イメージを具体的につかめる授業にしたい。
【前学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,アカプロ棟2階201室】本年の考古学通論Ⅱでは、弥生文化について講義を行う。水田稲作の導入がどのように行われ、社会がいかに変化したのか。かつての研究では、弥生文化はコメ・金属器・戦が指標として取り上げられることが多かったが、近年、地域ごとに多彩な弥生文化が議論されるようになってきた。本授業では弥生文化前後の時期との比較を行いながら、弥生文化を解説していく。また、授業の一環として休日に博物館(横浜方面等)に見学に行くことも予定している(新型コロナウイルス感染症の状況次第では行えない場合もある)。
【後学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,文教育学部1号館301室】日本古代の天皇をめぐる研究について、その研究史をひもときながら、古代天皇制研究の問題と現状を理解する。その上で、日本古代王権の特質を、女帝と譲位という皇位継承の問題から検討していく。
【前学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,生活科学部本館128室】明治初期の地方行政文書などを題材に、当時の人々の〝教育〟に対する考えを検討します。
現代とは異なる価値観や選択肢をもつ当時の人々の多様な意見に接して、思考を深めることを目指します。

地方行政文書は中央行政文書に対応して、政策実施プロセスを示すだけでなく、
各地方の状況に対応して、人民の生活と政策との関係を模索するものでもあります。

本授業では、明治前期を代表する改革領域であった「教育」に注目しつつ、
地域の人々の意見にふれながら、府県庁などの地方組織の認識と活動を検討します。
授業では事前に史料(地方行政文書および関連史料)を提示したうえで、こちらで解説を加えながら一緒に読んでいきます。そして、史料の内容から問題(論点)を引き出し、ディスカッションを行います。
【前学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,文教育学部1号館302室】日本中世の海上交通を支えた港町について考察していきます。海上交通は大量の物資を運びうる物流インフラであるとともに、海外の異国と日本をつなぐ対外関係のルートでもありました。その拠点となった港町を巡りながら、中世という時代を考えていきましょう。
【後学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,アカプロ棟2階201室】日本の伝統文化のなかで、歌舞伎や人形浄瑠璃といった、いわゆる今日の「伝統芸能」の「伝統」性の由来に焦点をあて、その生成過程を歴史的段階によってとらえようと考えている。
【後学期,2~4年,比較歴史学コース,2単位,,共通講義棟2号館102室】 この授業のテーマは、近代フランスの宗教制度と社会の歴史です。特に18世紀後半から20世紀初頭までの間に、フランスの宗教を取り巻く状況が変化して、社会が「脱宗教化」「世俗化」していく変化を扱います。
中世以来フランスの国教だったカトリックは、啓蒙思想の中で教会としての権力を否定されていきます。近代では国家による宗教管理の体制がつくられていき、その後の1905年の政教分離法では政府と宗教が互いに分離することが決定的になります。このような宗教体制の変化の下で、社会の様々な場面にある宗教的な慣習が変化していき、それまで社会の中心であった宗教の領域がだんだんと縮小されていきます。同時に社会全体が工業化していくなかで「科学」という概念が重要性を増していき、宗教との対立が進んでいきます。授業の中盤では、ユダヤ教というフランスの中の宗教的マイノリティをとおして、「フランスの原理」がどのようにマイノリティ社会に浸透していったのかを説明します。


授業目標
1.近代フランスにおける宗教と社会の関係について、歴史的な出来事と変化を理解すること。
2.上記の歴史をとおして、西洋社会における「宗教」や「科学」という概念を考察し説明できるようになること。
【前不定期,4年,比較歴史学コース,2単位,,】歴史学の卒業論文作成に関して、学生の研究テーマに沿って、各教員が指導する。比較歴史学コース所属の学生にとって、この科目は卒業の必修単位であるので必ず履修すること。
【後学期,1年,比較歴史学コース,2単位,,共通講義棟1号館404室】山川出版社『歴史の転換期』シリーズなどを読み、これまでの歴史学の成果を学ぶ。その際、巻末の参考文献一覧等を見ながら当該分野でどの研究が何を最初に発見したのかについても紹介したい。
【前学期,1年,比較歴史学コース,2単位,,文教育学部1号館817室】この授業では、西洋史学の日本語の研究文献を参加者全員で講読する。文献講読を通じて、西洋史学にはどのような研究テーマがあるのか、どのように研究がおこなわれているのか、こうしたことに関する基本的な理解を深めることを目標とする。  
授業で講読する文献は、時代や分野を幅広くとり、候補のなかから受講者自身に選択してもらう予定である。
【前学期,2~4年,グローバル文化学環,2単位,,生活科学部本館128室】明治初期の地方行政文書などを題材に、当時の人々の〝教育〟に対する考えを検討します。
現代とは異なる価値観や選択肢をもつ当時の人々の多様な意見に接して、思考を深めることを目指します。

地方行政文書は中央行政文書に対応して、政策実施プロセスを示すだけでなく、
各地方の状況に対応して、人民の生活と政策との関係を模索するものでもあります。

本授業では、明治前期を代表する改革領域であった「教育」に注目しつつ、
地域の人々の意見にふれながら、府県庁などの地方組織の認識と活動を検討します。
授業では事前に史料(地方行政文書および関連史料)を提示したうえで、こちらで解説を加えながら一緒に読んでいきます。そして、史料の内容から問題(論点)を引き出し、ディスカッションを行います。
【前学期,1年,比較歴史学コース,2単位,,旧RI実験棟1F第1実験室】 歴史学は過去に起きたことを学ぶ学問ではありません。これまで知られていることに対しては「本当にそうなのか?」と常に疑問を投げかけて真実にできるだけ迫るべく努力し、これまでよく分からなかったことについては新たな視点やアプローチ(史料や手法)を用いて解明を試みています。そのため研究により明らかになった「事実」は常にアップデートされるものであり、私たちはそれに対して敏感でいなければなりません。
 そこで本授業では、現在の歴史学研究の最新成果を確認することで知識のアップデートを図り、その成果が出されるに至った経緯を知ることによって研究の視点やアプローチについて学び、歴史を研究することについて具体的なイメージを形成できるようになることを目標とします。
【後学期,1~4年,比較歴史学コース,2単位,,共通講義棟1号館304室】2人の教員の分担で、古代から近現代に至るアジアの歴史を概観する。適宜、近年の研究動向なども組み合わせてアジアの歴史を多角的に理解できるようにしたい。
【後学期,2年,比較歴史学コース,2単位,,共通講義棟1号館102室】中国史の研究の多種多様な史料のうち、この授業ではその中でよく使われるものを十数種取り上げ理解を深めることをめざす。配布する史料のうち、各自の興味のあるものを選び読んできて発表し質疑応答を行う。漢文史料が中心であるが、関連の文献も多くまた教員もサポートするので『全訳漢辞海 第四版』(三省堂、2017年)などの辞書があれば高校で習った漢文の知識で十分である。
【後学期,2年,比較歴史学コース,2単位,,共通講義棟1号館404室】この授業は、将来外国史(西洋史・アジア史)の卒業論文を書こうとする学生を対象として、専門論文とはどのようなものであるかを経験的に理解する、すなわち歴史学のテーマや問題設定、史料の用い方、論旨の組み立て方などを、実際に書かれた専門論文を精読することを通して実地に体感するための授業である。各分野の専門性の高い論文を読みこなすだけの読解力を養成すると同時に、授業での積極的な討論を通じて論点を整理し、歴史学の最新のテーマや広く深い知識を涵養することを企図している。また討論を通じて、自分の考えをまとめ、それを他者に的確に表現し伝達するといったプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力があわせて磨かれることをも期待している。初回授業で担当順番、司会の組み合わせなど授業の基本計画を決定するので必ず出席すること。
【後学期,2年,比較歴史学コース,2単位,,文教育学部1号館306室】日本近世・近代の古文書(くずし字)の解読力をつけ、近世・近代社会に関する知見を高めることを目的とする。近世・近代の古文書の形式や特徴を学んだうえで、実際の古文書(くずし字)の解読を行う。
【前学期,3~4年,比較歴史学コース,2単位,,旧RI実験棟2F第3実験室】中国史の漢文史料を自力で読解する能力を養い、各時代の特質を把握する切り口を学ぶ。最終的に、卒業論文の作成に必要な発想のタネを獲得することを目標とする。